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たまたま見ていたテレビ番組『太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。』でカンニング竹山の提出した「ネットは実名制にするべき」というマニフェスト。ネットが実名制になれば誹謗中傷や未成年の有害サイト利用がなくなると言うもの。見た瞬間これは2ちゃんで話題になるなと思った。

案の定放送中は実況板、放送後はニュース系の板ではこの話題で大盛況だった。勿論否定的な意見がほとんど。そりゃ匿名掲示板での議論だから否定的な意見ばかりになるのも無理はない。

しかし、ネットでの誹謗中傷は確かに目に余るものがある。2ちゃんで「死ね」なんてのはあたりまえ、またブログなんかの記事にたいして気に入らないことがあれば攻撃するとかもよくあることだ。

内藤・亀田戦の後に亀田を擁護するファンのブログが滅茶苦茶に荒らされたり、筆者も中川翔子さんをパロったブログをやってたせいで「死ね、死ね」となんど書かれたことか。ブログで攻撃されて、言い返してもさらに荒らされるだけ。攻撃してる方は安全な立場から一方的に言い放てるし確かに腹が立つ。

とはいえ、ネット利用を実名制にしたら誹謗中傷はしにくくなるだろうがそれ以上に問題が生じそうだ。

先ず、プライバシーの問題。家族や友達に知られたくないことなどたくさんあるだろう。そういった普通の日記や相談ごとの書き込みもできなくなるだろう。また企業の内情や建前では語られないことなどネットでしか知れない情報などもある。勿論うそもあるが、そういった面白みもなくなる。

また、ストーカーもかなり増えるだろう。恋愛的なストーカーや恨みによるストーカー、掲示板での意見の食い違い、ゲームに負けたなどそんな些細なことでも逆恨みする奴は五万といる。ネットストーカーだけならまだしも、名前から住んでる地域や学校・職場など分かることもあるから、本当に会いにいって、件に発展することもかなりの頻度でおきそうだ。事実mixiは実名登録を推奨していたが、写真流出騒動でその是非が問われることになった。

やはり、実名制のメリットもあるがデメリットの方がはるかに大きい。ただ、多くの人はネットで誹謗中傷などされた事はないだろうし、人がされてるのを見たことがあっても「ネットってそういう部分があるから、もし自分がされても気にしなければいい」と思うだろう。

筆者もそう思っていたのだけれど、ネットで叩かれてみると思っている以上に傷つく。自殺に追い込まれたり精神を病んだ方もいるみたいだから、確かになんとかしないといけない問題ではある。

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